全国高校教育模擬国連大会で最優秀賞受賞
2018.08.09
8月6日(月)から7日(火)の2日間に渡り、第2回全国高校教育模擬国連大会がきゅりあん品川で開催されました。この大会は模擬国連活動を普及することを目指して全国の高校から実行委員を募集して、高校生が中心となり企画運営が行われます。参加者は高校生であれば初心者であっても事前の選考なしで誰でも出場することができます。全国から約500名の高校生が終結して4つの議場に分かれて「国際安全保障の文脈におけるサイバーセキュリティ―」というというテーマで活発な議論が交わされました。本校からは高校2年生飯野諒平君、奥山周亮君、三浦紘君がセルビア大使として、高校2年生市川詩恩君、高校1年生久富健至君がバーレーン大使として会議に臨みました。4つの議場でそれぞれ優秀賞、実行委員特別賞、最優秀賞が授与されますが、飯野君・奥山君・三浦君の3名がB議場の最優秀賞を受賞しました。飯野君は昨年の大会ではロシア大使を務め最優秀賞を受賞しており2年連続の快挙となります。以下、5名の生徒諸君のコメントを記載します。(グローバル部顧問)
今までの模擬国連で見たことないセルビア担当となった時は驚いた。英語で検索をかけ、セルビア語で出てきた内容を日本語に直すという作業には時間がかかり、苦労した。議場では、全会一致を目指した交渉を行い、そこが他の大使や議長からの評価を得られたと思う。 飯野諒平(高二)
サイバーに関する議題だったため、セルビアの情報を集めるのが大変だった。また、僕にとって初めての全国大会だったので、地方の強者に驚かされたが、三人の役割分担がうまくいき、このような賞を取ることができて嬉しく思う。 三浦紘(高二)
今回の大会は今まで出てきた練習会とは規模、質全てが桁違いでこれが全国大会なのだと肌で実感した。今回、そんな会議で最優秀賞を頂けたというのは周りより経験回数が少なく自信が無かった私にとって大きな自信となり、経験となった。 奥山周亮(高二)
私たちは中東にあるバーレーン王国の大使としてA議場に参加した。バーレーン大使として、議場では中東諸国とサイバー中立国と共にグループの主要国として会議行動を取らせて頂いた。最終的に私たちの決議案のスポンサー国が足らなかったものの、中東諸国で連帯して意見がまとめることができ良かった。私にとって全国大会は今回初めてで、普段交流することのない地域の高校生と意見交換をすることができたことは大きなメリットだった。 市川詩恩(高二)
私は今回の大会では他の大使と以前より上手に連携をすることを目指しました。以前の大会は他の大使にうまく話しかけられず、交渉でとても苦しみました。そこで先輩から「相手のグループの中心人物に思い切って話してみよう」とアドバイスされ、今回は以前より連携をとることができました。 久富健至 (高一)
セルビア大使 飯野君 会議を終始リードしました。
セルビア大使 三浦君 個別交渉を積極的に行いました。
セルビア大使 奥山君 議場のどこにいるのか探すのに苦労しました。個別交渉を積極的に行いました。
バーレーン大使 市川君 受賞は逃したもののグループの中心的役割を果たしました。
バーレーン大使 久富君 まだ初心者ながら個別交渉に尽力しました。
閉会式後 見学の中学生も一緒に集合写真 2日間お疲れ様でした。